ニュースレター Vol. 34 「手足口病」

2019年8月29日

みなさん、こんにちは。秋の足音が聞こえてきましたが、皆様残暑バテなど大丈夫でしょうか? 今回はこの夏、猛威を振るっていると言われている手足口病について触れさせていただきます。

国立感染症研究所から、7月22から28日までの1週間に全国約3000の小児科医療機関から報告された手足口病の患者数は約4万2500人と報告されました。
過去10年の1週間の患者数で最多を更新していると言われ、注意が必要です。

【手足口病とは】

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手足口病は、主にエンテロウイルス属の「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」によって引き起こされる乳幼児や小児に多い感染症で、その名が示すとおり、手のひら、足の裏、口の中に現われる水疱性の発疹を特徴とした病気です。1日から2日程度高熱が続いたりします。

基本的には子供が発症しやすい疾患ではありますが、大人にも感染する場合が あります。
大人の場合は重症化するケース(激しい痛み)も伴うことがあるので要注意です。
特効薬はないので、基本的には対症療法で様子を診ることになります。

【手足口病の感染経路】

発疹の内容物や便に排出されたウイルスが手などを経由して、口や目などの粘膜へ感染します(経口・接触感染)。そのほか、咳やくしゃみなどに含まれるウイルスによって飛沫感染する場合もあります。

【手足口病の感染を防ぐには】

感染を防ぐためには、手洗い、うがい、マスク着用が重要です。手洗いは石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用は避けたほうがリスクを減らします。手足口病を発症しているお子さんのおむつを交換した後は、しっかり石けんで手を洗う習慣を心がけましょう。

【登園・登校について】

手足口病では、3~5日の潜伏期間を経てから、発疹が出ます。その後、1週間くらいで症状は治まりますが、症状が治まった後も2~4週間はウイルスが便から排泄されるため、周囲への感染の可能性があります。登園・登校については本人の状態を医師とよくご相談ください。

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★ご家族やご自身で気に なる症状がある場合は気軽にご相談ください。

今後ともスタッフ一同、 にしおかクリニックをよろしくお願いします。

※イラスト:メディカルイラスト図鑑より画像転載