クリニックレターvol.46 「年末年始におけるコロナ対策」

2020年12月21日

新型コロナウイルス感染症の国内発生が最初に報告されたのは今年の1月半ば頃であり、現在は第3波といわれるように、全国的に感染拡大が続いている状況です。感染患者数の増加に伴い、入院病棟はひっ迫し、医療崩壊が現実味を帯びています。治療に携わっている医療従事者達は疲労困憊しており、我々が出来ることはまず、感染しないようにすることが大切です。年末年始はクリスマスや正月などイベントが多く、密になりやすい状になります。是非、もう一度、初心に戻って感染対策を講じていただければと思います。

  1. 飛沫を飛ばさない・浴びない...互いの顔が  1~2メートル以内に近づくときはマスクを  着ける。
  2. 外出先では換気の悪い場所を避ける。
  3. 食事の前やトイレのあとなどに、石鹸と流水で 手を洗うか、手洗い設備がない場合はアル コールで手を消毒する。
  4. 新型コロナが疑われる症状があるときは、 人と会わない(←大事!)。

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国立大学法人豊橋技術科学大学 Press Release

後、マスクについて上記のようにわかりやすいデータが示されていますので、もう一度、補足をしておきます。

  1. マスクは使い捨ての不織布(ふしょくふ)マスクが飛沫の吐き出しや吸い込みを一番抑えるので推奨されます。
  2. フェイスシールドは元来、眼を守るのが目的であり、単体の使用では意味がなく、マスクと併用が基本となります。
  3. 芸能人などがよく使用しているマウスシールドですが、はっきり言って意味はないです。感染させる危険性や感染する危険性が高く、マスクをしていないのと同じと思ってください。

是非、我々の努力でこの第3波を乗り越えていきましょう!!

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