ニュースレター Vol. 41「日常生活におけるマスクの重要性について」

2020年6月22日

みなさん、こんにちは。梅雨の中、暑さも夏並みとなり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もやや勢いを弱めています。ただ、非常事態宣言解除や県をまたいだ移動の緩和に伴い、いつ第2波が来るのか心配されるとこではあります。東京でも接待を伴う夜の街を中心に感染者が日々微増しています。

この状況下で我々が日常生活を行うに当たり、マスクの重要性について述べたいと思います。

今回、聖路加国際病院 QIセンター感染管理室マネジャー 坂本史衣 先生の記事を記載させていただきました。

外では①他者との距離を1m以上あけること②3密の環境を避けること③こまめに(特に帰宅時はすぐに)手をきれいにすること、といった効果的な対策を個人防護具の活用と組み合わせることが極めて重要です。

【マスク着用のポイント】

COVID-19の発生が継続的にみられている地域で、人と人の間の距離を少なくとも1メートル保ちながら会話をすることが難しい場合に予防的に着用することが推奨されています(家の外で常に着けていることが求められているわけではありません)。
布製のマスクでよいとされています。

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マスクを着用する主な目的は、無症状の感染者の口から飛沫が出ないようにする「感染源コントロール」であり、ウイルスを吸い込むことを防ぐ「予防」ではありません。

マスクを着けるときには、鼻から顎の下まで覆う必要があります。使用した布製のマスクは1日1回、洗濯をして十分に乾燥させます。

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【解説】 COVID-19に関する研究が進むにつれて、感染性が最も高くなるのは症状が出現する数日前である可能性が高いことが分かってきました。

この時期に感染者の喉のウイルス量がピークに達し、咳やくしゃみ、会話の際に口から出てくる飛沫に含まれるウイルスが、近く(目安として1m以内)にいる人の目や鼻、口から入って感染が起こると考えられています。

【補足】 アメリカの疾病対策センター(CDC) は2歳未満の子供や呼吸困難のある人、意識不明、障害等が理由で介助なしにマスクを取り外すことが困難な人はマスクを着用すべきではないとしています。