ニュースレター Vol. 42 新型コロナウイルスによる感染予防と熱中症対策

2020年7月30日

新型コロナウイルスの対策が続く最中、今年もいよいよ 夏が到来いたしました。総務省消防庁によると、去年、5月から9月までに熱中症で病院に搬送された人は全国で7万1317人と発表されています。今年は自粛による運動不足や外出時のマスク着用などにより例年よりも熱中症患者が増えると言われています。

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今回のトピックは新型コロナウイルスによる感染予防と熱中症対策をどのように並行していけばいいのか触れていきたいと思います。

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染予防が必要なこの夏は例年より一層、熱中症に注意する必要があるとして、「新しい生活様式」を踏まえた熱中症を防ぐためのポイントをまとめています。

①マスクの着用について

 マスクは飛沫の拡散予防に有効ですが着用していると心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど身体に負担がかかる可能性があります。屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスク をはずすようにしましょう。

マスクを着用する場合には強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけてください。周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも大切なポイントです。

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② エアコンの使用について

 暑くなるとエアコンを適切に使う必要がありますが、ほとんどのエアコンは室内の空気を循環するだけで換気はできません。新型コロナウイルスの対策にはエアコンの使用時にも、時々、窓を開けるなどして換気するよう呼びかけています。「開ける窓は1か所より2か所」で、「2方向の窓を開ける」こと、「部屋の対角線で通風するとさらに効果的」と言われています。換気を行っている間は、エアコンの設定温度を少し高くしておくと消費電力を抑えるコツになります。

③ 涼しい場所への移動について

 少しでも体調に異変を感じたら速やかに涼しい場所に移動することが熱中症予防には有効です。人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合でも屋外でも日陰や風通しのよい場所に移動をしてみてください。

④ 日頃の健康管理について

 毎朝など決まった時間の体温測定、健康チェックは熱中症予防にも有効です。普段の体温を知っておくことで発熱に早く気づくこともできます。日頃から自分の身体を知り、健康管理を充実させ、体調が悪いと感じたら無理せず自宅で静養をとることが大切です。

また、これ以外にも外出の機会が減っていることから適度な運動としてウォーキングや自宅で出来るストレッチなどもお勧めします。体から熱を逃がしていくには、汗をかく必要があるからです。運動ではありませんが、家のお風呂での半身浴などによる発汗も効果的です。

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繰り返しますが今年の夏は、誰も経験したことのない新しい生活様式の夏になります。新型コロナウイルスも日々感染者が増えてきています。感染予防と熱中症対策の2つに再度、慎重になっていただき、乗り切っていきましょう。