クリニックレター
2025.10.17
クリニックレター特別編: 「ハロウィンとモンブランに罪はない」 ― 甘い秋を"おいしく・健康的に"楽しむコツ ―
秋も深まり、街のショーウィンドウにはかぼちゃや栗を使ったスイーツが並ぶ季節になりました。
ハロウィンのオレンジ色があふれるこの時期、つい目が合ってしまうのが――
ふんわり生クリームのモンブランや、ほくほく香ばしいスイートポテト、やさしい甘さのかぼちゃプリン。
けれども、「血糖値が心配だから」「太るのが怖いから」と、好きなものを我慢しすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、モンブランに罪はありません。
大切なのは「食べること」ではなく、「食べ方」です。
少し意識を変えるだけで、おいしく食べながら健康を守ることは十分に可能です。
この季節ならではのスイーツを"敵"にせず、"味方"に。
今回は、ハロウィンを楽しみながら甘い秋と上手に付き合うコツをお伝えします。
どうぞ、安心して秋の味覚をお楽しみください!
1)秋スイーツの"甘い落とし穴"
- かぼちゃ・さつまいも・栗はビタミン・食物繊維が豊富ですが、糖質も多め。
- モンブランやタルトは、生クリームやバターを多く使うため脂質が高め。
- 一度に食べる量は「手のひらサイズ・厚さ2cm」を目安に。
2)おいしく楽しむための黄金ルール
1. "食後デザート"で血糖をゆるやかに
空腹時よりも、食事のあとに食べる方が血糖の上昇を抑えられます。
2. "一口目はゆっくり味わう"
口の中に広がる香りと甘みを感じることで、少量でも満足できます。
3. "飲み物は無糖で"
コーヒーや紅茶はブラックやストレートで。甘いラテやジュースを重ねないように。
4. "シェアして楽しむ"
モンブランを半分こ、ケーキを家族で分けるのも立派な健康習慣です。
3)おいしく&太りにくい選び方
- モンブラン → 生クリーム少なめタイプ、または"和栗の小ぶりサイズ"を。
- かぼちゃスイーツ → 油を使わない焼きタイプやプリンが◎。
- スイートポテト → 焼き芋スタイルで皮ごと食べれば食物繊維も摂れます。
- トッピング → 果物(ベリー・キウイ)を選べば、ビタミンCで抗酸化力UP。
4)"食べたら動く"が合言葉
スイーツを楽しんだ後は、体を動かすことが最高のデザート後リセットです。
- 食後すぐに10~15分の散歩、または家事や階段上り下りでもOK。
- 筋肉を動かすことで血糖値の上昇を抑えることができます。
- 「食べたからこそ、少し動く」--その習慣が健康維持のカギです。
5)先生からのひとこと
私自身もモンブランなどの秋スイーツが大好きです。
どんな病気があっても、"食べる楽しみ"を奪いたくはありません。
大切なのは、食べ方の工夫とその後の過ごし方。
甘い物を楽しんだ日は、積極的に体を動かし、飲み物は無糖を選ぶ。
それだけで、身体はずっと元気でいられます。
6)受診・相談の目安
- 食後の強い眠気や動悸、息切れ、胸の圧迫感があるとき。
- 体重や血圧が急に上昇したり、むくみが強いとき。
- 糖尿病・脂質異常症・高血圧などで治療中の方は、食べ方・飲み方の相談も可能です。
楽しむことは悪いことではありません。
"おいしく食べて、気持ちよく動く"
その小さな意識が、次の季節の健康を守ります。
まとめ
- 秋スイーツは「量・タイミング・飲み物」を意識
- コーヒー・紅茶はブラック・無糖を選ぶ
- 食後は少し動いてバランスをとる
- "我慢"より"上手に楽しむ"が健康の近道

