クリニックレター
2026.05.18
クリニックレターvol.141: 「ナフサ不足」って何? ― 実は注射器や点滴にも関係しています ―
皆さま、こんにちは。
最近ニュースで、
「ナフサ不足」
「ホルムズ海峡」
「中東情勢」
という言葉を耳にした方もいるかもしれません。
「石油の話かな?」と思われますが、実は医療にも少し関係する話題です。
今回は「ナフサ」をわかりやすくご説明します。
目次
① ナフサとは?
ナフサは、原油から作られる化学原料です。
これをもとに、
- プラスチック
- 合成ゴム
- 医療用品
- 薬の包装材
などが作られます。
つまり、ナフサは"ものづくりの材料"と言えます。
② 医療現場でも使われています
例えば、
- 注射器
- 点滴バッグ
- 採血管
- カテーテル
- マスク
- 手袋
など。
普段当たり前に使う医療用品にも、ナフサ由来の材料が使われています。
③ ナフサ不足で何が起こる?
供給不足が長引けば、
- 医療材料価格の上昇
- 製造コスト増加
- 物流遅延
などの影響が考えられます。
ただし、現時点で日本の医療が止まる状況ではありません。
企業や行政も供給維持を進めています。
必要以上に心配しなくて大丈夫です。
にしおかクリニック院長より
以前は「原油高と医療」についてお伝えしました。
今回はさらに一歩進んで、「医療用品は何から作られているのか?」をご紹介しました。
医療は病院の中だけでなく、
- 製造する人
- 運ぶ人
- 研究する人
- 世界の物流
など、多くの支えで成り立っています。
ニュースを見る時に、「これって医療にも関係するのかな?」と考えるきっかけになれば幸いです。

