クリニックレター
2025.09.16
EXPO 2025 大阪・関西万博を健康に楽しむために ― 秋版(第2弾) ―
※第1弾:令和7年6月3日配信の続編です
万博は10月13日(月)まで。ラストに向け平日も含め連日大混雑が続いています。
9月中旬でも残暑が厳しく日中は30℃前後、朝夕は少し涼しいという寒暖差の大きい日が増加。熱中症+冷えの両方に備えながら、下記4本柱で無理なく楽しみましょう。
目次
「残暑+混雑ピーク」を乗り切る 4本柱
1) 事前予約の活用
- 公式サイト/アプリの抽選・日時指定を最大限に。
- 午前・休日ピークは回避、午後・平日を狙う。
- 人気館が2〜4時間待ちのときに備え、代替Bプラン(周辺展示/大屋根リング周遊)を常に用意。
2) こまめな水分(+塩分)
- 経口補水液や水を500〜1000mL以上携行。のどが渇く前に一口ずつ。
- 待機列では日陰移動+足首回しでふらつき予防。
- 利尿薬・降圧薬内服中の方は立ちくらみに注意、無理はしない。
3) 重ね着で寒暖差ケア
- 薄手の上着/レインジャケットで体温調整。首・手首・足首を冷やさない。
- 日中は帽子・日傘・携帯ファン・冷却タオルで暑さ対策。
- 屋内密集ではマスク推奨+手指衛生。足元は履き慣れた靴+靴ずれ対策。
4) いつでも切り替えられる Bプラン
- 公式SNS/会場案内で空き状況を随時チェックし、長時間待ちなら即切替。
- 折りたたみイス/座布団で計画的に休憩。
- 子ども・高齢者の限界サイン(顔色・歩幅・会話減少)を家族で共有し、無理なら救護へ相談。
ミニチェック(行く前/現地/帰宅後)
行く前
- 予約(第1希望+Bプラン)確認/チケット・アクセス再点検
- 薄手の上着・帽子・日傘/経口補水液・水/常備薬
- マスク・手指消毒/モバイルバッテリー/迷子・基礎疾患メモ
現地
- 待機中も一口給水・日陰移動・こまめに座る
- 情報を随時更新(空き状況・公式SNS)→行き先を柔軟に切替
- 屋内密集はマスク推奨・手洗い/食事は購入後2時間以内を目安に
帰宅後48時間
- 発熱・咳・のど痛・下痢や尿量低下・ふらつきがあれば早めに相談
- 心不全既往:息切れ・むくみ・急な体重増は受診を
付録|持ち物チェックリスト(切り取って使えます)
- □ 予約状況(第1希望/代替Bプラン)をアプリで確認
- □ 薄手の上着・レインジャケット/帽子/日傘
- □ 経口補水液・水(各500〜1000mL)/軽食(長時間の持ち歩きは避ける)
- □ マスク/手指消毒剤/ティッシュ
- □ 常備薬(吸入薬・狭心症薬・解熱鎮痛薬・ブドウ糖 など)
- □ 靴ずれテープ/着圧ソックス/折りたたみイス or 座布団
- □ モバイルバッテリー
- □ 迷子カード・基礎疾患メモ(氏名・連絡先・既往・服薬)
最後に大阪関西万博を楽しんでもらうために
- 体調最優先:めまい・吐き気・強い頭痛・動悸・息切れ・悪寒・ぐったり感が出たら即休憩→水分→冷却。改善しなければ救護へ。
- 60-10ルール:60分歩いたら10分座る。日陰や屋内を挟み、予定を詰め込みすぎない。
- 脱水/心不全の早期サイン:尿量減少や朝より体重−1kgは脱水、+1~2kg&むくみ/息切れは心不全悪化の可能性→受診を検討。
- 寒暖差ケア:重ね着+汗冷え対策。首・手首・足首を冷やさない。
- 感染症の基本:暑くなければ屋内・密集ではマスク使用も考慮、手洗い/手指消毒、体調不良時は参加を見送る勇気を。
- 薬と持病:お薬手帳は1冊に統合。吸入薬・ニトロ・解熱鎮痛・(糖尿病の方は)ブドウ糖を携行。自己調整はNG、起立性低血圧の方はゆっくり立つ。
- 子ども・高齢者を守る:合図や合言葉を決め、限界サイン(顔色・歩幅・会話の減少)を家族で共有。無理せずBプランへ切替。
- 足トラブル即対処:履き慣れた靴+靴ずれテープ。痛み/水ぶくれは早めに保護し悪化を防ぐ。
- 緊急時の動線:到着後に救護場所/AEDを確認。重い症状は119または近くのスタッフへ。
本提言は一般的な健康情報です。診断・治療は個別に医師が判断します。無理のない計画で、「人より体を優先」にお楽しみください。
注意事項(医療広告ガイドライン配慮)
- 本レターは一般的な健康情報です。診断・治療は個別に医師が判断します。
- 運営・チケット・混雑情報は主催者の公式発表をご確認ください(当院ではお答えできません)。
- 当院の医療行為・費用・受診可否・特典とは一切関係ありません。

